こないだのcasで喋ったり喋らなかったりした事纏めます。
スマホで打ってるので見づらさは許して下さい。その内読みやすく編集するかもしれませんししないかもしれません。
完全に個人の意見纏めただけなんでこういう考え方もあるんだなーぐらいに思って頂けると幸いだったり幸いじゃなかったりします。
①トリックスターの基本
トリックスターはキャンディナとマンジュシカを入れ替えながら後続を常に確保し、誘発や神罠で相手の妨害をして隙があればスケープゴートを通すデッキです。
マンジュシカがフリーチェーンな上、条件の緩いバーン効果を持っている為非常にライフカットがしやすく、相手の動きを鈍らせる事が出来ればすぐにデュエルが決まります。
また、ケルビーニの登場により今までの課題であった「トリックスターを引かないと負けるのに引きすぎると負ける」という点をある程度解消しており、マンジュシカ2体を並べる事で大抵の状況に対応出来るようになりました。
しかし、テーマ内で構えられる妨害がリンカネもしくはケルビーニからのトポロジックボマー程度でとても十分とは言えず、豊富な自由枠に環境に合わせて様々なカードを採用して対応する形になります。
②伏せカードについて
トリックスターの強さの殆どはバックに依存しており、神を理不尽な程撃たれて負けたりスケゴを通されて有利だったはずが不利になった経験がある方も多いと思われます。
トリックスターを使ってる人からすると当然でも、知らない人も居ると思うので最近自分が意識している事とかを書いていきます。
・リンカネの飛ばし方
除去を撃たれた時に撃つか撃たないかはほぼ結果論なので、気分で決めてください。
初手のマンジュシカにG撃たれた時は大体2枚目があるからスケゴあるならエンドフェイズに撃つ、みたいな経験則で使っても良いと思います。
対環境の明確な打ち所としては、ダンディの回収後やマルチフェイカー、クンティエリ、ダブルエンゲージになります。他にもγやアストログラフなど結構撃てるタイミングはあるので、撃った後に相手にキツかったか聞いてみたりして色々試すと良いです。
キャンディナからサーチ出来るブラフとして強力ですし、バーンのかさまし、キルルートの形成、好きな時に出せる壁としての役割、素引きの奇襲性諸々使い道が沢山あるので基本的に抜く選択肢は無いです。
・スケープゴートの伏せ方
スケゴがある時は必ずマンジュシカが先攻1ターン目で出て来ます。当然ですがスケゴを発動するターンはマンジュシカが出せないので、後続確保の為に先に入れ替える必要があるからです。
なのでトリックスター側もそれを意識し、エンドフェイズではなくメインフェイズで先にマンジュシカに入れ替えてから端っこに置いて泡影を匂わせながらエンドするなど、とにかくスケゴを通す事を第一に考えます。
またバックに激流葬があったり、相手がマンジュシカを容易に処理出来そうな場合はあえてマンジュシカを2体出してスケゴを匂わせない様にする事もあります。まぁでも同じ事ばかりしてもバレるので頑張って演技して下さい。
イヴリースを擁するデッキの場合、投げるだけでスケゴもマンジュシカも使いづらくなるので後手サイチェンで抜く必要は無いと思います。
・神罠の撃ち方
自分は被った時の優先順位を警告>通告>宣告にしています。宣告はやはりコストが重く、初動に撃つと妨害の上からライフ4000ぐらいは軽く消し飛ばされるのでなるべく温存します。
通告を温存する理由はキャンディナやゴブリンへの誘発ケアで、バックをステージで触れるのでワンキルへ向かう時に怖いのは誘発になります。対オルターや閃刀姫の時にも可能な限り誘発で対処し、マルチフェイカーやクンティエリ、墓地のレイに当ててマウントを取れるようにします。
相手視点なら神罠を撃たざるを得ないモンスターから入るのが懸命です。メリュシークやパンクラトプスが特に効果的ですね。
・トラップトリックの使い方
発動後に罠を1枚しか撃てない誓約があるので、基本は他のバックを使った後に発動します。とは言えエンドフェイズに発動する事が多く、大抵は砂塵でバックを触るかメタバースで初動にしています。
相手にボーダーやライオウの様な置物がある場合、無限泡影を相手の伏せカードと同じ列に伏せる事で置物を無力化しながらバックも封じられます。この関係上、トラップトリックは相手の伏せカードがある列には伏せない方が良いです。
当然ですが無限泡影で無力化しようとしたバックが無限泡影だった場合色々破産するので、出来れば自分の盤面にモンスターが居ない時に狙いたいです。
・御前試合の開き方
トリックスターは光属性で統一されているので、御前試合を採用する事も出来ます。相手のデッキによっては強力なメタになるので、ボーダーと併せて採用している構築を良く見かけます。
このカードを使用する場合、環境に存在するデッキがどう動くかを理解して一番キツいタイミングで開けるようにするべきです。例えばエクストラデッキに存在する回答がユニコーンとフェニックスのみなら、闇属性や炎属性では縛らない様にすると言った感じです。
また御前試合適用中の相手の行動はほとんどが誘発セットエンドになるので、デッキにキャロベインを採用する必要があります。もし採用していない場合、キャンディナが守備力1800を超えられずにずっと耐えられてしまうので同時採用しましょう。
③誘発について
トリックスター側の使う誘発は相手や状況によって違うので割愛します。
対トリックスターの誘発は少し難しく、裏目も多いのが「誘発が刺さりづらい」と言われる所以です。ですがどの誘発も当てどころ自体は存在するので自分がやられてキツいと思う所を書いて行きます。
・灰流うらら
基本は初動です。なるべくキャンディナに投げたいですが、ハンドにステージ+マンジュシカと持っているパターンもあるのでステージに投げても良いと思います。(casではステージには投げないと言いました、すみません)
後は自分のデッキとの相談になります。展開系ならGつっぱがキツそうなハンドなら後手のGまでガメたり、オルターならマルチフェイカーやクンティエリケアのリンカネまで待ったりするのもアリだと思います。
後は2ターン目のキャンディナに撃つのも強いですが、これは後述します。
・幽鬼うさぎ
自分が展開系ならトポロまで待って良いと思います。もしくは展開を泡影で止められて墓穴が残ってしまった場合、ステージに投げてケルビーニからのダンディに墓穴を合わせるのも一つの手です。
オルターや閃刀姫の場合はステージに撃ちます。ステージがある限り神、泡影、アンカーが腐り続けるので最優先で除去し、キャンディナへ妨害をぶつけます。このタイミングでマンジュシカに入れ替えられたとしても、マンジュシカ単騎では何も起こらないので撃ち得です。
ステージ2枚持ってたら諦めましょう。
・増殖するG
ダンディライオンかスケープゴートです。特にダンディへのGはかなりヤバく、トポロまで向かう間にパンクラや泡影、簡易などの回答を引かれやすくなってしまいます。
展開系相手にケルビーニダンディからトポロへ向かう時はリンクリ→フェニックス→トポロと繋げる事が多いですが、セキュリティかプロキシーを採用する事でドローを1枚減らせます。どっちみちこれしか勝ち筋が無いハンドなら、ドローを1枚でも少なくして回答を引かれる確率を減らすべきだと思います。
・無限泡影、エフェクトヴェーラー
無限泡影は何も考えずにキャンディナスタートに投げます。どうせガメてもステージに封じられますし通った時のリターンが大きいので、残すのはステージでマンジュシカをサーチした時や泡影を含めてハンドに見えてないバックが3枚以上存在する時ぐらいで良いと思います。うさぎを持っている時も残して良いかもしれません。
エフェクトヴェーラーですが、これは初動には投げずに相手の2ターン目に投げます。
この理由ですが、先攻でトリックスターカードが余る場合はリンカネをサーチするのでハンドに残るのはキャンディナのみになります。つまり2ターン目のキャンディナにヴェーラーを投げた時にケアする方法は、トップでマンジュシカを素引きするしかありません。先述した様にこのケースだとマンジュシカ単騎になるので、リンカネを使わないとケルビーニ展開へは行けません。
もしライトステージを引いていた場合はマンジュシカをサーチするのでそもそもヴェーラーを撃つ必要が無く、そのままケルビーニダンディへ向かうならゴブリンやヴァレルソードにヴェーラーを当てることが出来ます。
これはうららでも同じ事が言え、2ターン目のキャンディナへのうららはかなり致命的でトリックスターが抱える欠陥だと思っています。バレてませんけど。
トリックスター側がこれをケアする為には初手から見えていないマンジュシカを持ち続ける必要があるので、かなり分が悪いです。これもあってなるべく通告は温存するプレイを心掛けています。
・屋敷わらし
リリーベルかリンカネで良いと思います。トリックスターは決着を急ぐタイプのデッキなのでリンカネ込みでのソードワンキルを狙う事が多く、そこにわらしを当てられるとかなり美味しいです。リリべループを誘ってわらしを当てても良いですが、基本相互1FWDから始動するのでケアされやすいです。
・PSYフレームギアγ
今どのデッキに入っているか分かってないんですが、1番お手軽なのはキャンディナに除去を撃ってマンジュシカを引きずり出して当てるパターンです。パンクラ+γみたいなハンドだとやりやすいと思います。まぁリンカネや通告警告で止まりますけど…
④他に意識している事
それぞれのデッキとの戦い方は以前にも書いたので、書いてなかった事とか新しく増えた事とか教えて貰った事を書いておきます。思い出したらまた増やします。
・相手がメインから後手を取って来た場合壊獣が採用されている可能性が高いので、自ターンにマンジュシカに入れ替えてキャンディナへの怪獣をケアする。
・リリーベルにヴェーラー泡影を貰った時、墓地にリンカネがあるならリリーベルを自爆特攻させてリンカネで蘇生し、効果無効をリセットする。
・スケゴからソードに行かない時は、上にセキュリティ、下にケルベロスと置いてセキュリティへのうさぎをケアする。
・初手にトリックスターが4枚ある場合、マンジュシカ×3とリンカネを構えてスタンバイにリンカネを撃つ。チェーンが無ければ5400ダメージ+加わる毎に1200ダメージなのでミラーや低速ビート相手に有効。
・シューティングトランスコードがオシャレなので俺もやりたい。
なんか質問とかあれば気軽に(@yoshi44125)まで。