ブログへのアクセスありがとうございます、今回は【方界】におけるサイドプランについて書いて行こうと思います。
とは言え結局上手く行かなかったので没プランです。もし気に入れば是非とも活用してあげて下さい。
ちなみに前回のブログで次回は対恐竜について書くと予告していましたが、恐竜の構築が最近になって変化し、使用者も増えて来たので恐竜についてはもう少し相手をしてから纏めようかなと思います。
まずは大前提の話から。
Q.なぜ方界に先行プランが必要なのか?
今までのブログでも書いて来た通り、方界は極端な「後攻」デッキです。後攻を取れれば、現環境のどのデッキ相手でもワンキル出来る可能性を秘めています。
ではなぜ先行プランが必要なのか?答えはもちろん遊戯王における一般的な大会ルールが「マッチ戦」だからです。
現在はマッチ1戦目においてほとんどの相手が先行を取ります。【十二真竜】や【恐竜竜星(+真竜皇)】相手に先行を渡すと非常に不利になる上、後者に至ってはハンデスまで可能なので敢えて後攻を取るメリットが薄いです。
なので1戦目はほぼ確実に後攻を取る事ができ、メインを後攻に寄せればワンキルまで運ぶ事も難しくはないのです。
しかし2戦目はどうでしょう?ワンキルされた相手はほぼ間違いなく「後攻」を選択します。するとこちらは先行でやる事がデューザ召喚くらいしかなく、そこに《灰流うらら》等の手札誘発を貰うとほぼ負けが確定します。
そこでサイドデッキに用意した先行プランの出番という訳です。後攻における相手の動きを大きく制限し、最終盤面を弱体化させた上で次ターンでの展開に繋げるのが今回のブログの目的となります。
【方界(恐竜竜星)スイッチ】
その名の通りサイドデッキから恐竜パーツと竜星パーツを投入して先行での制圧を狙います。基本の動きは《流星方界器デューザ》+《幻創のミセラサウルス》での展開になります。
~良い点~
・2枚スタートなのでそこそこ揃えやすく、最悪《魂喰いオヴィラプター》1枚から《源竜星ーボウテンコウ》へ繋げる事が出来る。
・返しで《竜星の軌跡》が発動出来るので、2ドローで方界を引き込める。
・手札の状況によって、最後に出すシンクロモンスターをデューザを回収出来る《超重剣聖ムサーC》や5600ダメージを取れる《HSRチャンバライダー》に変える事が出来る。
・確実に方界をサーチしたい場合、《幻竜星ーチョウホウ》の部分を《PSYフレームロード・Ω》にする事で《方界業》を再利用する事も出来る。
・ダブった《化石調査》で《魂喰いオヴィラプター》をサーチする事で、《究極伝導恐獣》や《怒炎壊獣ドゴラン》を返しに利用出来る。
~悪い点~
・《方界合神》は1枚まで引いても大丈夫だが、《ジュラック・アウロ》と各種竜星の素引きが一切ケア出来ないのでメインのデッキ枚数をある程度増やすか複数積みする必要がある。
・サイドデッキの枠を全て使うので、どのデッキ相手にも同じサイドチェンジしか出来ない。
・無効札が2枚では足りない可能性がある。
・《灰流うらら》をミセラの墓地効果に撃たれると止まる。
・ネタバレすると急に弱くなるので秘密主義なYPになる必要がある。
ちなみにこのデッキ、「恐竜竜星(+真竜皇)の劣化では?」と思われる方も多いと思います。デッキだけ見るなら間違ってませんが、根本的に違う部分があります。
【恐竜竜星】相手にマッチ1戦目を取られた後、貴方は「先行」と「後攻」のどちらを選択するでしょうか?当然「先行」だと思います。
しかし【方界】に1戦目を取られた場合は「後攻」をほとんどの場合で取りに行くと思います。つまり、こちらの「先行」プランを高確率で通す事が出来るのです。
動きの強さは【恐竜竜星】に遠く及びませんが、マッチの1戦目と2戦目を自分の有利な状況で戦えるのは大きな利点なので、完全な劣化では無いと自分は考えます。
一応、一週間くらい使っていた構築を乗せておきます。戦績は大体五分五分ぐらいでしたがいつも使っている方界よりメインが弱体化していたのと、結局誘発が重い事には変わりないので没になりました。やっぱりサイドにはメタカード積んだ方が勝てると思います。
《超伝導恐獣》の所は《究極伝導恐獣》で《ヴェルズ・サラマンドラ》は《魂喰いオヴィラプター》です。一部の採用理由も書いておきます。
《緊急テレポート》《リ・バイブル》
《幻創のミセラサウルス》の墓地効果に《灰流うらら》を貰った時のケアプランとして入れています。また下記のサイキックチューナーを呼び出す事で☆2or☆3チューナーとしても使えます。とは言え制限カードなので頼り切ったプレイは出来ません。
《PSYフレームギア・γ》
デューザとの相性が非常に良く、各種手札誘発や上級真竜を無効にしながら出す事でそのターンのワンキル範囲が大きく広がります。《閃珖竜スターダスト》の所は《スクラップ・ドラゴン》でも良いかもしれません。
《灰流うらら》《幽鬼うさぎ》
広く刺さるのでうららを2枚、既に《灰流うらら》を握っている時に《幻竜星ーチョウホウ》でサーチする先として《幽鬼うさぎ》も1枚採用しています。《緊急テレポート》から持ってきてデューザと《ブラック・ローズ・ドラゴン》を作るムーブも何度かお世話になりました。
《地竜星ーヘイカン》
展開ルートには必要ありませんが《源竜星ーボウテンコウ》で落とす事で☆3チューナーになるので、《ブラック・ローズ・ドラゴン》や《邪竜星ーガイザー》をシンクロし易くなります。別に無くても良いと思います。
今回は特殊な方界デッキを紹介しました。この良く分からないデッキを考えた理由としては、CS等での戦績が「〇××」になる事が多くどうしてもサイドに強力な先行プランを用意したかったからです。
ですが環境を読む気のないサイドチェンジがいつまでも通用するハズが無いので、あくまで1つのプランとして残して置くだけにしようと思います。対戦相手には例外なく驚かれたのでエンタメ性を求める方は使ってみると良いかもしれません。
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