ブログを開いて頂きありがとうございます、デュエリストパック2に藍神くんの名前が無くて死にそうなクリームチーズです。
今期ももう終わりですが、炎王Kozmo真竜皇や古代の機械真竜など迷走に迷走を重ねた結果辿り着いたデッキをご紹介したいと思います。
恐らくそこそこ長くなると思うので時間がある時にでも読んで頂けると嬉しいです。
とりあえずサムネ用
①【マネキンカグヤ with T】とは
くろのすさんの考案した【マネキンカグヤ】に【トリックスター】要素を足したデッキで、ランク2のエクシーズモンスターである《No.29 マネキンキャット》の効果を最大限に活用します。参考動画があるので良ければご覧下さい。
基本の動きとしては
①後攻を取る
②マネキンキャットを出す
③相手の場に壊獣orサタンクロースを押し付ける
④デッキから必要なモンスターを特殊召喚する
となります。というかそもそもマネキンキャットを知らないですよね、すいません。効果を貼っておきます。
①の効果はエクシーズ素材を使って相手の墓地からモンスターを相手の場に特殊召喚する効果。②の効果とシナジーしておりトリガーにする事が出来ます。なお、この特殊召喚は自分が行った扱いになり表示形式を選択出来るので、低ステータスのモンスターを攻撃表示で置くと美味しいです。反面《増殖するG》でドローされてしまうのには注意。
②の効果がこのデッキで最も重要な効果であり、戦術のメインとなります。少しややこしいですがとりあえず覚えるべき事だけ挙げます。
・相手の場にモンスターが特殊召喚された場合に発動する(相手ターンでも使える)
・種族と属性のどちらかが合っていれば良い
・特殊召喚されたそのモンスター以外も対象に取れる
・エクシーズ素材が無くても使える
・墓地からも特殊召喚出来る(リンクモンスターの再利用など)
3つ目が特に重要で、これにより厄介なモンスターを壊獣などで先に処理してからマネキンキャットの効果を通す事が可能になります。
(例)
相手の場にアドバンス召喚した《真竜拳士ダイナマイトK》、自分の手札に《素早いビーバー》《サタンクロース》が存在している状態。
《素早いビーバー》から入ると《真竜拳士ダイナマイトK》の効果を使われてしまうが、《サタンクロース》でリリースした後に《No.29 マネキンキャット》の①の効果で蘇生する事で②の効果のトリガーにし、《サタンクロース》を対象にする事で効果を使わせずにデッキから《妖精伝姫-カグヤ》を特殊召喚出来る。
と言った感じです。この性質上置物系のモンスターに非常に強く、よく見かける《召喚獣メルカバー》や《M・HERO ダークロウ》等を構えるデッキに対して強く出られます。
②構築に関して
まず自分が使った構築を貼ります。
デッキの性質上どうしても召喚権が重要になり、《灰流うらら》《エフェクト・ヴェーラー》《神の通告》等が辛かったのですが【トリックスター】を入れた事によりその全てが解決しました。
《トリックスター・ライトステージ》により《トリックスター・リリーベル》をサーチすると自身の効果でそのまま特殊召喚出来るので、《素早いビーバー》への手札誘発をケア出来ます。また、ライトステージにはセットカードの封印効果があり神系のカウンター罠も無視して展開出来る夢の様なカードでした。
その他のカードについても解説して行きます。
~メインデッキ~
《妖精伝姫-カグヤ》《妖精伝姫-シラユキ》
カグヤは壊獣やサタンクロースのバウンス用、シラユキはリンク素材やキルライン形成に重宝しました。ですが召喚権をこちらに回すとマネキンキャットを立たせづらいのでカグヤを2枚に抑えています。《マクロコスモス》下で確定バウンスになるのも強かったです。
《素早いビーバー》《創造の代行者ヴィーナス》
マネキン要因です。前者は誘発を踏みやすいですが墓地からも釣れるので最後の1枚になっても腐りません。後者は1枚目しか機能しませんが《灰流うらら》が効かない点や《アカシック・マジシャン》で《サタンクロース》を回収できる点が優秀です。他にも色々と出来ますが後で解説します。たぶん。
《ジュラゲド》
最強カード。カグヤやキャンディナと共にバグースカになったり相手のワンキルを阻止したりします。また《ファイアウォール・ドラゴン》との相性がバツグンで、特殊召喚効果のトリガーになったり墓地から回収し使いまわす事で打点を大きく稼げたりと大活躍でした。
《サタンクロース》、《壊獣モンスター》
このデッキのキーカードで、マネキンキャットでリクルートしたい「光属性」を押し付け要因に採用しています。
サタンクロースは種族と属性が非常に優秀でデッキ内のモンスターをほぼ全部持って来れます。《クリッター》を採用すれば誘発すらもサーチ出来るので《マクロコスモス》を採用しないなら入れても良いかもしれません。壊獣は光属性の3300打点を2種類、合計3枚採用しています。同じのを3枚でも構いませんが雷族や機械族を使う相手に対してリクルート先が増えるので散らすと役に立つ事があるかもしれません。
壊獣の枚数は2~4で要調整ですね、自分は3枚が気に入っています。
《増殖するG》
パワカなので3枚。ではなくライトステージ+増殖するGの組み合わせでもマネキンキャットが出せるので3枚採用しています。でもうらら1枚くらい入れても良かったんじゃないかな...
《BF-朧影のゴウフウ》《スケープ・ゴート》
どちらもパワカです。FWD展開や《ヴァレルロード・ドラゴン》に使う事が多いです。また相手に伏せカードがあるなら《星杯戦士ニンギルス》で除去してから展開したりもします。正直スケゴだけで勝ったデュエルも少なくないです。。。
《大天使クリスティア》
最近の人は10人に1人の割合で知らないらしい、ご存じクソゲーメーカーです。
基本的にはサタンクロースを押し付けてマネキンキャットで特殊召喚、そのままサタンクロースを戦闘破壊して制圧を狙います。
今の環境でこのデッキを使う理由のほとんどがこのカードに詰まっており、真竜系統以外だと成立した時点でほぼ勝ちが確定します。特に【ABC】や【恐竜】相手にはめっぽう強く自然に光属性を用意してくれる事もありかなり有利に立ち回れます。
また、素引きしてもヴィーナスの効果でちょうど墓地に天使が4体揃うおかげで出しやすく、《神聖なる球体》を回収すれば次のターン《リンク・スパイダー》から動けば例え除去されてもまた特殊召喚出来ます。
特殊召喚メインのデッキに対しては基本的にこのモンスターの着地を狙っていく事になります。ですがマッチ2戦目以降は《ブラック・ホール》などの対策札も用意してくる可能性があるので過信は禁物です。
《幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズ》
ほぼ確実にテキスト確認されるカード。効果処理の流れを簡単に説明すると
①フィールドのモンスターのレベルを2にして攻撃力600ダウン
②その後自分フィールドに特殊召喚、このターン幻影騎士団は戦闘破壊されない
と言った感じです。攻守変動が入っているのでダメージステップで発動出来ます。
罠カードなので後手デッキとの相性は微妙に見えますが、このカードのおかげで安定性がグンと上がるので個人的に抜く選択肢は無いです。具体的に説明すると
・カグヤ等のレベルを下げる事でマネキンキャットに繋げられる
・罠カードなので最強エクシーズモンスターの《バージェストマ・アノマロカリス》の召喚を狙える
・1枚で相手の攻撃を止められるので、ライフを守る事が出来る
・レベル変動効果を相手モンスターに使う事で、シンクロやエクシーズの妨害が出来る
・《幻影騎士団カースド・ジャベリン》の素材に使うとフリチェの効果無効を用意出来る
などなど正直説明しきれないです。実際に使うと強さが分かると思います。
《バージェストマ・ディノミスクス》
アジア版です。
~エクストラデッキ~
《No.29 マネキンキャット》
既に説明したので効果については省きます。このデッキでは主にヴィーナス、カグヤ、クリスティアのリクルートを狙っていきます。
他の手札や盤面次第ではジュラゲドやシラユキを持ってきて打点を追加する事も出来るので、臨機応変に対応しましょう。
注意点としては、リクルート出来る状態ではない時に召喚しない事ですね。置物としてもそこそこ優秀ですが基本的にはリソースを残す方向でプレイした方が良いです。
盤面を返されてしまった時用に2枚入れていますが、1枚でも回るので足りないと思ったら増やすと良いと思います。
《幻影騎士団カースド・ジャベリン》
起動効果で相手モンスターの攻撃力を0、効果無効に出来ます。ロストヴァンブレイズを素材にしている場合はフリーチェーンにもなります。このカードの真の使い方は《トポロジック・ボマー・ドラゴン》とのコンボで、押し付けた3300打点の壊獣の攻撃力を0にし、トポロジックで殴ると合計で6300ものダメージが入ります。
ステージ+ヴィーナス+壊獣など始動出来るパターンが多くこれを利用したキルルートも多いので狙える時には是非狙っていきたいですね。
また、中級真竜に対してダメステロストヴァンブレイズで耐えた後に返しでレベル2モンスターを召喚する事で発動を許さずに処理する事も出来ます。
《あのまろかりす》《ばぐーすか》
最強モンスター。出せる状況はそこそこあるので刺さると思ったら積極的に出していきましょう。後者はジュラゲドを使えばあっという間に。
《リンクモンスター's》
他のデッキと特に使い方は変わりません。アカシックマジシャンで壊獣使いまわせたり、トポロジックが馬鹿火力出せたり、ヴァレルロードでサタンクロースを奪ってドローできたりと色々ある気もしますが動画見た方が早いのでくろのすさんの動画を見て下さい。FWD絡むと宇宙です。
③vs環境デッキ
書こうと思ったんですが制限改定直前に書いても無駄ですしどっちみちSPYRALは捲れないのでやめます。代わりに覚えている限りざくお杯のレポするので許して下さい。
1回戦 SPYRAL(りゅうせいさん) ×〇×
りゅうせいさんとは前にフリーさせて頂いていてデッキを知っていたので1本目はマクロ引ける事を祈って先行選択。運よくマクロ2枚引けて「ダンディケア出来たわ」とか思ってたら2枚とも剥がされて敗北。ジーニアス3体飛んだのに負けました。
2本目は事故ってる間に何とかキル。
3本目は誘発も壊獣も引けずただただ展開を眺めていました。りゅうせいさんのジーニアスwithソリティアタイムトークンが光って見えた。SPYRALって強いですね。
2回戦 不戦勝
えむけーくんの恐竜いじめて遊んでました。
3回戦 芝刈りノイド 〇〇
1本目は名推理スタートから有名なワンキルムーブ(アブソリュート+アドラメレク)が綺麗に決まって勝ちを確信した相手に対しジュラゲド、あまりのイケメンさに感動しました。そのままリソース削りつつ虚無にマクロ撃って勝ち。でも融合効果にチェーンするんじゃなくてスタンバイにマクロ撃とうな。
2本目はうららで芝刈りを止めつつ、カグヤのダイレクト通した次のターンにカースドトポロジック決めて勝ちました。最高に気持ちが良かった。
4回戦 ABC 〇××
1本目はジュラゲドで相手を困惑させつつマネキンクリスティアで制圧、回答が無いままキルまで。だった気がする。
2本目、ヴァレルロードがめちゃくちゃ頑張ったもののデコードABCライトニングで突破されて負け。
3本目、ハンドが噛み合わない。壊獣が居ない。時間が無い。ラストドロー、マクロ。ありがとうございました。
という訳で【マネキンカグヤ with T】の紹介でした。
色々なデッキ使ってどうしても勝てず、それでも地雷デッキを諦めきれなかったド賢者にとっては夢の様なデッキで、CSでの結果は残せませんでしたが今期を楽しく終える事が出来ました。
考案者のくろのすさんや色々とアイディアをくれたコジマさん、チーム組んでくれたお2人にこの場を借りて感謝。これからも地雷デッカーを続けていきます。
来期はチェンバで全てを焼き払います。
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