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壊れた玩具

オービス杯レポ(チーム戦):アダマシア

 

仕事と開催中止でCSに出れない日が続きながらも連戦に久々に参戦。

サボり続けていたレポもせっかくなので書いてみようと思います。

結果はトナメ1落ちと準優勝。勝ちきれなかったのが残念ですが同じチームメンバーで2日間やれて楽しかったです。

 

使ったのはアダマシア。1日目と2日目で若干変えてます。


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以前CSで使った時は奇跡の穿孔+リバイバルゴーレム(+タックルセイダー)のギミックを入れていたんですが、盤面に岩石を追加出来るだけで貫通には繋がりづらく、結局ハリファイバーに対する誘発がキツく感じていました。


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関東YPのじゅきさんが採用していた緊テレ(141)+サイキックリフレクターはこのデッキの要であるハリファイバー展開を召喚権を使わずに行えるギミックであり、初手に引くと浮きがちなコアキメイルガーディアンを優秀な誘発貫通札として使えるのでとても魅力的に感じ取り入れる事に。実際その場面はかなり多く、ゴミを入れる必要があるもののそれを補う程のパワーがある素晴らしいプランだと思いました。


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ブロックドラゴンの枚数は2枚採用だと後手で強い場面や墓地除外系カードへの受けは良くなるのですが、出したいという場面で地属性が不足し逆に腐ってしまうケースが多い様に感じていて、パラレルエクシードやチューナー追加等の貫通要素も最終的にブロックドラゴンに繋がるので、素引きをしたいカードでは無いのかなと言う結論に自分の中ではなりました。

案外サイチェン後にロンギヌスを入れてくる人が多く、御影志士でサーチしたにも関わらずユニオンキャリアーで手札から装備するしか無い展開になる事が何度かあったのも理由の一つです。

もし2枚採用するならコーディネラルも入れてエクストラに出しやすい地属性を用意しないと一貫性が無いと考えていたので、他のカードを優先した今回は見送ったという事情もあります。


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ネオスフュージョンに関しては先撃ち出来る捲り札では無いにも関わらず単体でライフを8000取れず蓋にもならないので、それなら誘発を増して展開系への後手の勝ち筋を残した方が良いと考え不採用に。

ただ実際の環境はそこまで展開系をメタる必要が無かったので2日目はサイドの誘発を削って採用しました。1度も役には立ちませんでした。


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トロイメアグリフォンの枠はコーディネラル、冥神、バスブレ用サベージ等色々あると思いますがどれも使うタイミングが限られていたので、2日目は汎用リンク2で場の地属性を墓地へ落としつつ妨害を踏める可能性があるアナコンダを入れてサイドの1枠を空ける事にしました。

他のモンスターを闇に出来るので任意のモンスターとユニオンキャリアーを作れたりします。してませんけど。

 

 

~1日目レポ~

 

1回戦 罠コード ○○ 先

1:先攻展開。召喚権をユニコーンで潰して勝ち。

2:うらら捨てマイニングにうらら、3伏せにライストで展開通して勝ち。


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サイチェン後の対アダマシア先攻でこのハンドが来た時に、自分はどうするかを考えて見るのも面白いかもしれません。

 

2回戦 罠コード ○○ 先

1:展開

2:3伏せエンドにライストすると勅命。展開出来たけど罠が怖いので岩石メタビートスタート。

コアキメイルガーディアンの1900打点が強過ぎて勝利。

 

3回戦 しゅうや ○○ 後

1:強貪の引きが弱過ぎて創聖魔導+里みたいな盤面で帰って来たけど手札モンスターしか無いので0妨害です。

2:G+うらら+一滴。しっかりG通すも今度はちゃんと強貪から欲しいカード引けた様で盤面はキングジャッカル×2、マギステル、里。

里で一滴が腐ったのでハンドを小出しにして様子を見る事に。なんとかキンジャ2枚踏めて分析者を通すも、マギステルからキンジャ3枚目かエンプレス出ると終わりな状況。とりあえず小突きに行ったら創聖魔導が出て来たので強貪ってカードは罪深いなって思った。

そのまま捲って蓋して勝ち。

 

4回戦 ドラゴンメイド ×○× 後

1:天球1伏せ。ハンドがガーディアン+緊テレ+墓穴だったので伏せお片付け読みでガーディアン召喚からスタート。即天球効果に墓穴。

これでお片付けが腐ったのでガーディアンで誘発ケアしつつ展開通せば勝ち~のはずが伏せ通告でハリファイバー撃沈。

2:先攻

3:金謙でG拾われて死を覚悟、チェイム1伏せ(お片付け)で終了。

とりあえずドラガイドで踏みに行くと増G。返すとどうせ負けるのでGツッパスタート。

当然そう上手く行く訳もなくアクセスに泡影撃たれてあえなくワンキル失敗。

苦し紛れにバスターモード俺するも攻撃を止められるだけのパワーが無く敗北。

ネオスフュージョンがあるとこういう時楽なのかなと思いました。

 

 

なんとかオポでトナメへ。お昼買って帰って来たららびぴょんさんに土下座されましたが何があったんでしょうね。

 

 

トナメ1回戦 プランキッズ ×○× 後

1:久々に餅カエルが見れて良かった。アダマシアを奪われたらワンチャンプランキッズロックが出てくるみたいで、無限の可能性がある餅カエルやっぱ好きだなーって思いました。負け。

2:先攻

3:ニビル投げて一滴あるしパラレルエクシードもあるから何来ても動き出しさえすれば勝てる。緊テレ、うらら。はい。

そこからのターン跨いだ2ドローも弱くて負け。

 

チーム負けて終了。岩石増す用+エンディミオン多い読みで採用したゲートブロッカーが役に立たなかったので、三戦にして気持ち誘発の受けを意識した構築で次の日へ。

 

 

~2日目レポ~

1回戦 なりサンドラ ○×○ 先

1:展開

2:白黒アンチのデッキから白黒飛んで来て凄まじい盤面作られて負け。

3:ニビルを抹殺で弾いてGG

 

2回戦 ドライトロン ○×○ 先

1:先攻

2:展開眺め。なんかハリからPSYフレーム出てくるしアウロラ出るし捲れるかもって思ったけど手数足りず敗北。

3:土器土器スタートにうらら、抹殺にロンギ。アルミラパラレルエクシードから御影志士で探索者サーチして運ゲースタート。

なんとかガチャ成功してラプタイト置きながらハリ展開通して追求者追加で盤面作って勝ち。

 

3回戦 よしだ様の十二獣 ×× 後

1:初動と緊テレと指名者2枚あってもよしだ様には勝てない。

2:よしだ様はアダマシア相手でも応戦を入れるので141に直撃してしまいます。爆発。


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砕かれました。

 

4回戦 シャドール ○×○ 先

1:展開スタートして相手即サレ。

2:マスマティにうらら。ルークでネフィリム出してから接触しないとミドラーシュ出せない盤面で、メイン開始時に分析者からスタート、ハンドにブロックドラゴンがあったのでコアキメイルガーディアン出して様子見。

ミドラーシュ立てて来たのでブロックドラゴンssして戦闘破壊。メイン2に展開しようとすると聖選士で蘇生されて再びロックをかけられてしまう。

ドラガイトの運ゲーを嫌って確実に処理しに行ったけど構築知ってたからちゃんとケアするべきだった…反省。

3:抹殺をニビルで弾いて深淵も添えてGGのはずだったけど超融合と接触ネフィリム連打されて盤面ボロボロに。

墓地にシラユキと1回分のコストがあったのでブロックドラゴンだけは裏にされないようにユニコーン→アポロ→アポロ+ブロドラ蘇生でアナコンダ

アナコンダネフィリムに自爆特攻から分析者で再スタートして着地時に1ターン目に無効にしたニビル被弾。

トークンが岩石なので探索者出してシラユキ撃たせつつ盤面に打点とリソースを残す。

最終的にリソース切れた相手にアルミラからアクセス出して勝利。初めて3300打点のアクセス出しました。

 


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クシャノさんがユニオンキャリアーにイーバ2体装備して遊んでた気がするけどなんとか勝利して予選チーム全勝でシードに。

 

 

トナメ1回戦 60芝刈りDD 先 ○○

1:(やっべ展開ミスった…まあマスカレと深淵居るし耐えるでしょ)ターンエンド。

ピン採用の一滴で妨害がうらら墓穴のみに。あーあ。

とりあえずヤバそうな場所に妨害当ててビルガメス出た時点で大した展開は出来ないと判断。マスカレ深淵殴られるだけで終わり。

返しにブロックドラゴン連打して勝ち。

2:相手後攻宣言。1本目展開ミスったせいで完全にナメられている。

フル展開に深淵添えてエンド、特に問題もなく普通に勝利。

返しにコアキメイルガーディアン召喚から入るととても安心感があって良いですね。

 

決勝 シャドール ×× 後

1:魂込めてサイコロ振るも後攻。ミドラーシュ1枚で死亡。タックルセイダーが居てくれれば………

2:ここに来てリフレクター1枚以外貫通に絡まないじんかけハンド。お祈りしながら展開スタートするもハリファイバーにγ直撃してゲームオーバー😭

 

 

チームも負けて準優勝。

ギリギリまで幻影騎士団を使うか迷っていましたが、納得出来るレベルの構築になったアダマシアをどうしても試してみたく、とても回していて楽しいデッキでもあったのでこれで良かったんだと思います。

関東の構築を見つつ自分なりに考えを纏めて組んだので本当に考え方が合っているかは分かりませんが、何かの参考になれば幸いです。

入れ替えたカードは今回あまり有効に使えなかったのでまだどれが良いのかは判断出来てませんが、メインエクストラ共にまだ考える余地が十分に残されているのでもっと煮詰めて行こうと思います。

2日目チーム組んでくれたクシャノさんとらびぴょんにも感謝!

次組む時は優勝目指して頑張りたいと思います💪

《虹光の宣告者》について考えるだけ

年始の暇潰しブログです。

 

 

 

 

 

 

虹光の宣告者というモンスターが居ます。

 

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シンクロ・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 600/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
②:モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。

 

 

「アーデク」の略語で親しまれている現役プレイヤーであればほとんどの方が1度は見た事があるカード。

《ゲール・ドグラ》《宣告者の神巫》《おろかな重葬》《影霊衣の万華鏡》等で直接墓地に送り儀式召喚のサポートを行ったり、展開系に分類されるデッキが手札誘発をケアする為に展開前にシンクロ召喚したりと様々なデッキで使われています。

自分も【神光の宣告者】【3軸シンクロ】で主にお世話になり思い入れのあるカードです。

 

今回はこのカードについて改めて考察をしたいと思います。

 


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初出は「ネクスト・チャレンジャーズ」です。

同パックには現在【ドライトロン】で猛威を奮っている《崇高なる宣告者》も収録されています。

また、この3ヶ月後には【影霊衣】が収録されている「ブースターSP-トライブ・フォース-」が発売されています。

《虹光の宣告者》は儀式カードをサーチする効果を持っているので、これらをサポートする為に収録された可能性は高いでしょう。

 

 

《虹光の宣告者》には3つの効果がありますが、とりあえず①は置いておいて②③から考察します。

②の効果は万能無効で、出すだけで1妨害になります。

これは手札誘発系の各宣告者や《神光の宣告者》を意識していると考えて良いでしょう。

テーマ化していないものの【宣告者】と名のつくカード群は基本的にカウンターで妨害する効果を持っているので、これに倣ったと考えられます。

 

③の効果は儀式カードのサーチ。

上にもある通り【宣告者】はサポートカードが存在しないただのカード群であり、例えば《朱光の宣告者》と《神光の宣告者》を同時に採用しても天使族としてのサポートしか共有出来ません。

《聖光の宣告者》もレベルやステータスの面で意識はされているものの、《神光の宣告者》の儀式召喚にはほとんど結び付かない効果です。

その点を考えると《虹光の宣告者》は初めて下級宣告者モンスターと《神光の宣告者》を繋ぐ事が出来るようになったモンスターであり、【宣告者】としての纏まりが強くなった1枚と言えます。

(現実的にチューナーである《朱光の宣告者》とその他どちらかで《虹光の宣告者》が出せたかと言われると難しい所ですが…)

 

 

さてここからが本題、①の効果です。

モンスターゾーンに存在する限りお互いに手札、デッキから墓地へ送られるモンスターが全て除外されるようになります。

特定のデッキに対して強力なメタとして機能する置物系の効果で、出すだけで使えなくなってしまうカードも少なくありません。

例えば【宣告者】がそれに該当するでしょう。

 

 

 


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なぜ?

 

 

 

 

 

手札から墓地へ送られるモンスターが除外されるという事は、コストで墓地へ送る事によって効果を発動する【宣告者】は儀式モンスターも含めて効果が一切使えなくなります。

《虹光の宣告者》から使えば良い話ではありますが、そもそも腐らせてしまう効果の存在が謎です。

また、手札から素材を用意出来る儀式召喚というシステム自体とも相性が悪いです。素材が除外されてしまう為再利用が難しくなります。

既存の【宣告者】同士の繋がりを強める為に収録されたカードが場に存在するだけで【宣告者】の動きを妨げるというのはかなり違和感があり、ここには何らかの理由があると思われます。

 

 

という訳でこの明らかに歪な効果についていくつかの説を考えてみました。30分くらいしか調べてないので他に理由を知っている方や思い付いた方は是非教えてくれると嬉しいです。

 

 

 

説その① ~【シャドール】の台頭 ~


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9期に入った遊戯王は大きな変革を迎えました。それが【シャドール】の誕生です。

今までのデッキとは掛け離れたアドバンテージ獲得能力でそれまでに存在したデッキを大きく引き離し、一瞬で環境トップとなりました。

その中でも特に強烈なインパクトを与えたのは、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合にデッキから融合素材を調達出来る《影依融合》でしょう。

未だに【シャドール】と対戦する時はケアを強要される、その尋常ではないカードパワーで多くのゲームを決定付けて来ました。

しかし《虹光の宣告者》はシンクロモンスターであるものの《影依融合》によって墓地へ送られるカードを全て除外する事が出来るので、相手にアドバンテージをほとんど与えずに済みます。

同時期に存在した【シャドール】のメタとして活躍させる為にこの様な効果を付けたのであれば理由としては十分でしょう。

なお、下級【シャドール】に戦闘破壊されるステータスなのでメタとしては機能しません。

 

 

説その② ~【影霊衣】登場への危惧 ~


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《虹光の宣告者》は【影霊衣】と非常に相性が良いものの、手札から捨てて効果を発動する特性や儀式召喚ギミックに対しては除外効果が機能します。

共通効果は「捨てて」発動するのでサーチ等は可能であり、本当に除外されるだけな気はしますがリソースや後続を断つぐらいの事は出来るかもしれません。

 

 

説その③ ~【征竜】の残党狩り ~



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【征竜】はその性質上手札・デッキから多くのモンスターを墓地へ送ります。

《虹光の宣告者》がフィールドに存在する事でそれらを除外する事が可能であり、当時流行していた【青眼征竜】に対しては大きな効力を発揮出来ます。

過去形ではないのは活躍した過去が見当たらなかったからです。

 

 

 

 

 

 

ダメじゃん

 

 

 

 

そもそもの大前提として《虹光の宣告者》はあまりにもステータスが低く、所謂置物系モンスターとしては信用に足るレベルではありませんでした。

後に《地竜星-ヘイカン》を素材にしたこのモンスターが一定の活躍をしている事から効果自体が強力な事は間違いありませんが、やはりこの時期に出す手段と守る手段を同時に用意するのは難しかったのでしょう。

(当時《虹光の宣告者》を容易にシンクロ召喚出来たのは《深海のディーヴァ》くらいしか居なかったのもその一因です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ結局①の効果はなんなの?」

「わかんない」

 

 おわり

《DDD双暁王カリ・ユガ》軸の月光について

久々にブログを書きます。

今回はタイトル通り新規入りの《DDD双暁王カリ・ユガ》軸月光について解説します。

 

目次

  1. 月光とは?
  2. サンプルレシピ
  3. 採用理由、不採用理由
  4. 展開ルート
  5. 最後に

 

1. 月光とは?

《月光虎》《月光彩雛》の2枚から産まれる爆発的なアドバンテージを軸にして戦う「展開系」に分類されるデッキです。

妨害の質が非常に高くどの対面に対しても有効な盤面を作れるほか、後手に関してもターン1制限の無い展開札の重ね引きによって手数を増やし、強引に妨害を踏み抜きながら展開を通す事が可能です。

2枚初動のデッキなので多少の脆さはありますが、新規の登場によって【月光】ギミックが動かない時でも盤面を作りやすくなったので以前までと比べると事故率が格段に下がりました。

 

2. サンプルレシピ

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《DDD双暁王カリ・ユガ》をメインの勝ち筋として据えている型です。最低限の展開要求値はレベル4モンスター×3となります。

文面だけ見ると少し難しそうにも見えますが実際の事故率はそれほどでもありません。

 

 

3. 採用理由、不採用理由

 

『モンスターカード』

 

《月光彩雛》

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《月光虎》

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《月光黄鼬》

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今まで通りの3:3:2。必ず展開に絡める必要は無くなりましたが、誘発や妨害を手数で超える為には引きたい札です。

《月光彩雛》のコストで墓地へ落とす効果が非常に強力で、これにより誘発の撃ち所を絞らせる事が可能になります。

他の採用札との引っ付きが少し悪いのが難点ですが、それを踏まえた上でも異常過ぎるパワーなので今回もこのギミックに頼る事になりました。

《月光黄鼬》は素引きすると《月光彩雛》で落とせなくなって大きくパワーが落ちてしまうので2枚採用。

また《原始生命態ニビル》の貫通ルートの際に1枚除外される事もあり1枚採用は危険です。

《転生炎獣アルミラージ》の採用により《月光香》や《月光虎》+《パラレルエクシード》の様な札を同時に引いていれば展開が可能なので、素引きが有効に働く場面もそれなりにあります。

 

《レイダーズ・ウィング》

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新規カードであり、以前までの闇鳥獣枠その1。

《BF-黒槍のブラスト》《BF-残夜のクリス》と大きく違う点は《RR-フォース・ストリクス》へ無効系の妨害を貰った時にそのまま手札から出せる事で、引くだけで簡単に誘発のケアが可能になります。

打点が0であるのも重要で《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚し《パラレルエクシード》の効果を起動する事でレベル4が3体揃うので展開ルートに乗せる事が出来ます。

また【RR】【幻影騎士団】の両テーマの名前を有しており《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の効果を起動する際に使える為、《幻影騎士団サイレントブーツ》を素引きしても問題ないという利点があります。

総じて非常に優秀なモンスターであり、サーチが可能なものの手札に引いておきたいので3積みです。墓地からも効果が起動できる点も手札コストを必要とする《月光香》と噛み合っています。

 

《RR-ストラングル・レイニアス》

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新規カードであり、以前までの闇鳥獣枠その2。

闇属性縛りが付く為初動での貫通に使うと少し盤面が弱くなります。

墓地から【RR】下級モンスターを釣り上げる効果が非常に優秀であり、このカードの存在により《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》《RR-フォース・ストリクス》を盤面に揃えるだけで《DDD双暁王カリ・ユガ》を構える事が出来ます。

《月光彩雛》《月光虎》が揃っている時には不要ですが様々な場面で強引に展開する為にも採用したいです。サーチは容易なのでピンでも十分だと思います。

 

《BF-精鋭のゼピュロス》

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《RR-シンギング・レイニアス》

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続投組。

前者は《RR-ワイズ・ストリクス》から出す一番パワーの高いカード、後者はクセの無く使い易い鳥です。

手札から出て来るだけ、と言うのは一見弱く見えますが正直他が強すぎるだけなのでこれでも十分です。《レイダーズ・ウィング》は後から素材数の調整に使えるので最初にこちらをサーチして後のリソースを残すと展開しやすいです。

 

《パラレルエクシード》

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《レイダーズ・ウィング》や《月光虎》+《月光黄鼬》等、アルミラージを経由してレベル4モンスター1体分になれる状況で初動に出来ます。

他にも《RR-ワイズ・ストリクス》へ妨害を受けた時にチェーンして出す事で攻め手を追加し先攻展開やワンキルの補助に出来ます。

 

引くだけで展開のパワーを大きく上げる事が出来るので個人的には必須枠です。

 

《幻影騎士団サイレントブーツ》

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ルート上で必須なので1枚。素引きしても《レイダーズ・ウィング》がフィールドに存在する場合にssする事が出来るので問題ありません。その場合は《RR-ワイズ・ストリクス》と併せて《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》にするのが1番簡単です。

前述の通り《レイダーズ・ウィング》がデッキ内にあれば《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の効果は起動可能なのが嬉しいです。

 

《灰流うらら》

《増殖するG》

相手の《増殖するG》を止める為に採用。枠が足りないので後者はピンです。

 

 

『魔法カード』

 

《月光香》

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【月光】専用の蘇生札であり初動の1枚です。

どちらの効果にもターン1が無い為引いた分だけ手数としてカウントする事が出来ます。

《月光彩雛》《月光黄鼬》にアクセス出来ていないと手札で腐ってしまうという欠点があるので現在は2枚採用です。

 

《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》

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《RR-ワイズ・ストリクス》でセットし、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を出す為のカード。

このカードの存在により《RR-ワイズ・ストリクス》の下で《RR-フォース・ストリクス》を通した後の手札誘発をシャットアウトする事が出来ます。

逆に言えばそれまでに必ず手札誘発を投げる必要があるという事になるので、ここまでに投げられる手札誘発を貫通しやすい様にデッキを構築するのが理想的と言えます。

 

《RUM-幻影騎士団ラウンチ》

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相手ターンに《DDD双暁王カリ・ユガ》を出す為のカード。

《レイダーズ・ウィング》により素材を減らしやすくなったので条件を満たしやすくなりました。

 

《RUM-ファントム・フォース》

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新規カードであり【ファントム】ネームを持っているRUM。

《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の効果でセットするとそのターンに使えなくなるので、《RUM-幻影騎士団ラウンチ》《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》を引いてしまった場合は《RR-ワイズ・ストリクス》でセットして発動する必要があります。

墓地から闇属性を3体除外して《RR-アーセナル・ファルコン》を出すのがメインの運用となりますが、その時に除外するモンスターを間違えると後から《RR-ストラングル・レイニアス》で蘇生する対象が居なくなってしまう事があるので注意が必要です。

 

《おろかな副葬》

《月光香》を落とす為のカードです。同名ターン1はありますが被ったら同名を切ればいいだけなので3積み確定。

 

《炎舞ー天璣》

《月光虎》《月光彩雛》どちらにもアクセス出来る初動の1枚です。

被ると腐るので削る選択肢もありますが、2枚初動のデッキなので最大数で問題無いと思われます。

《禁じられた一滴》のコストに使えるので後手はこのカードからスタートする事が多いです。

 

《墓穴の指名者》 

《抹殺の指名者》

展開系に妥協は許されないのでどちらも3積み。

《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》は元から貫通しやすいので《増殖するG》をピンポイントで狙います。

 

 

『罠カード』

 

《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》

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RUM2種のどちらかを引いてしまった時に《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を出せなくなるのを防ぐ為に採用。

レベル4であり初動に成り得るので無理なく採用が可能です。

 

 

エクストラデッキ

 

《RR-フォース・ストリクス》

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展開の要その1。メインゾーンで連打出来る様になり手札から吐けるモンスターも増えたので2枚では足りないと考え3枚になりました。

このカード2枚で《RR-ワイズ・ストリクス》を出す事もあるのでその場合でも3枚目が必要になります。

 

《RR-アーセナル・ファルコン》

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《DDD双暁王カリ・ユガ》の下敷きです。デッキから出したモンスターの効果は無効にならないので更なる展開に繋げる事も出来ます。

連続攻撃効果も忘れがちですがそこそこ強く、《レイダーズ・ナイト》が止まってしまった時に第2のライフカット手段として使う事も可能です。

《RR-フォース・ストリクス》を素材に持っている状態で墓地へ行くとエクストラデッキから《レイダーズ・ナイト》を出せますが、返しに残して置いた方が良いです。

どうしてもこの効果を腐らせたく無い場合は《RR-アルティメット・ファルコン》を採用しても良いかもしれません。

 

《ガガガガマジシャン》

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《レイダーズ・ウィング》の使用後に《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《RR-フォース・ストリクス》の盤面を作った時に素材の無い《RR-アーセナル・ファルコン》を用意する為に必要です。

自身が闇属性である為《RR-ストラングル・レイニアス》の縛りにも引っかかりません。

《DDD双暁王カリ・ユガ》も蘇生対象に含まれるので処理されてしまった場合も3500打点として活用出来ます。

 

サイバー・ドラゴン・インフィニティ》

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ルート上で出て来る置物です。後攻でも吸収効果が優秀なので《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》はサイチェン後も残します。

相手ターンに1度、返しの自分ターンにもう1度効果を使いたいので先攻でなるべく素材を増やしておく事を意識します。

ただし、返しの打点が不足する可能性もあるので必ずしなければならないという訳ではありません。

勘違いしている方も見受けられますが《レイダーズ・ウィング》を素材に入れても闇属性では無いので対象耐性は付きません。

 

《DDD双暁王カリ・ユガ》

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出せばほとんどの対面が沈黙する制圧札。フリーチェーンのバック除去効果も持っている為ガバ伏せに盤面を捲られる心配もありません。

無効効果はチェーンを組まずに適用されるので、《ライトニング・ストーム》等にチェーンして《RUM-幻影騎士団ラウンチ》を発動して着地すると《ライトニング・ストーム》が無効になります。

 

《レイダーズ・ナイト》

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《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》

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新規の問題児2枚。

レベル4を2体並べるだけであまりにも大きい火力が出てしまうので、高打点を並べて来る対面に対して非常に強く出られます。

下級モンスターを適当に並べるだけでも凄まじい打点になるので、後手はほとんどこのモンスターでのワンキルを狙う事になります。

《レイダーズ・ナイト》は【RR】ネームを持っているので《RR-ワイズ・ストリクス》が居る状態で使うと《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》をセットする事が出来ます。

特に後手捲りの時に重要で、打点上昇効果を発動する時に《レイダーズ・ナイト》を墓地へ送る事で《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を無効にせず安全に殴りに行けます。

 

《深淵に潜む者》

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《DDD双暁王カリ・ユガ》の無効効果の穴である墓地効果を止める事が出来る為、エンドフェイズの魔法・罠全破壊効果を【エルドリッチ】に対しても強く撃つ事が出来ます。

また《増殖するG》のストップ先としても重要で、対面によっては弱い動きでターンを渡してくれる可能性があります。

 

《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》

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古代兵器です。

《DDD双暁王カリ・ユガ》を絡めた盤面は《禁じられた一滴》+《天霆號アーゼウス》で捲られてしまうので《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》かこちらのどちらが残る様にして返しの《天霆號アーゼウス》に備えられる様にしています。

後手でもとりあえず置いておけば盤面の1妨害を踏めるので死ぬほど弱い《外神アザトート》としても使えます。

 

《RR-ワイズ・ストリクス》

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闇属性・鳥獣族専用の《水晶機巧-ハリファイバー》です。《BF-精鋭のゼピュロス》を出して更なる展開を目指します。

このカードでセットしたRUM速効魔法はそのターンにも発動出来るので、手札やモンスター数の状況的に《RUM-ファントム・フォース》をセットしなければならない時は《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》を諦めてそちらをセットします。

 

《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ

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展開の要その2。

モンスター数が足りない時に《RR-ワイズ・ストリクス》で《RUMファントム・フォース》をセットしてこちらで《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》《RUM-幻影騎士団ラウンチ》を用意すると、モンスターを増やしながら《DDD双暁王カリ・ユガ》に繋げる事が出来るので覚えておくと展開出来る手札が増えます。

 

《転生炎獣アルミラージ》

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基本は《パラレルエクシード》を起動する為のモンスターです。打点が低いモンスターが増えたので採用する事で展開パターンを大きく増やす事が出来ます。

 

《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ

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《原始生命態ニビル》を通常ルートで貫通する為に採用しています。

《原始生命態トークン》を闇属性にして《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を出す形で使いますが、トークンを巻き込める闇属性リンク2でも良いので《I:Pマスカレーナ》《魔界の警邏課デスポリス》でも特に困りません。

こちらにする利点は無効系の妨害を受けた《パラレルエクシード》を闇属性に出来るぐらいで、高くて買いたくないのであれば持っているカードで構いません。

 

 

 

ここからは不採用カードについて書いていきます。

 

 

《終末の騎士》 

《召喚僧サモンプリースト》

どちらも《月光彩雛》にアクセス出来る初動です。

デッキの安定性に貢献する貴重な札ですが【月光】デッキは投げられる手札誘発の裏目が大きいのが特徴であり、明らかにマストに直撃してしまうモンスターはデッキ自体の方向性を歪めてしまっています。

新規により《RR-フォース・ストリクス》への手札誘発は貫通しやすくなったので、そもそもそこまで辿り付く事が出来ないモンスターは採用するべきではないでしょう。

それだけのリスクを背負っても2枚初動の片方でしかないというリターンの少なさも評価を下げています。

 

《月光紫蝶》 

《月光翠鳥》

月光モンスターのかさ増しになります。

ただしどちらも単体のパワーが低く、強く使う為には《魁炎星王-ソウコ》《グラビティ・コントローラー》等の採用が必要になるので、メインエクストラ共に枠が不足している現状採用は厳しいと考えました。

 

《BF-黒槍のブラスト》

《BF-残夜のクリス》

ほとんど上位互換のモンスターが出てしまったので解雇。

闇縛りが付かないので《王神鳥シムルグ》による制圧を目指す場合は選択肢に入るかもしれません。

 

《月光小夜曲舞踊》

以前まで《おろかな副葬》で落として召喚権を使わずに《RR-フォース・ストリクス》を出し、飛んできた手札誘発を闇属性・鳥獣族モンスターを通常召喚して貫通する為に採用していましたが、現在入っている闇属性・鳥獣族モンスターは《BF-精鋭のゼピュロス》以外手札からss出来る効果を持っています。

これはつまり召喚権を使わないというのがさほど利点に成り得ないという事で、それならば素引きした時に腐りがちなこのカードは抜く事にしました。

(おろかな副葬を引いている前提の話なら、月光香で《BF-精鋭のゼピュロス》を落とせるのでどれを引いても貫通出来る事には変わりません)

 

《鳥銃士カステル》

先攻盤面を強くする為に不採用。必要な対面があるようなら採用します。

 

《魁炎星王-ソウコ》

《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》が似た効果でフィニッシャー性能も高いので不採用に。

 

《ヴァレルソード・ドラゴン》

《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》が思っていた数倍強かったので不採用に。

 

《竜巻竜》

《DDD双暁王カリ・ユガ》と効果が被るので不採用に。

後手で少し欲しくなる事もありますが《RR-フォース・ストリクス》を連打する方が妨害を踏みやすかったりもします。

 

 

 

4. 展開ルート

《月光虎》+《月光彩雛》

 

 

1番オーソドックスで強い展開です。

自然に素材の無い《RR-アーセナル・ファルコン》を用意出来るので残ったリソースを他の妨害に使えます。

《超融合》をケアしたい場合は《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の素材に入れると盤面の闇属性が1体のみになります。

 

 

《レイダーズ・ウィング》+《パラレルエクシード》

 

 

 

レベル4×3の展開です。《RR-フォース・ストリクス》が居る時に《レイダーズ・ウィング》を起動しないと蘇生するタイミングが無くなってしまうので、勢いで《RR-ワイズ・ストリクス》まで繋げないように注意します。

 

 

《月光黄鼬》+《月光香》(+コスト1枚)

 

 

先に《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を経由する展開です。

《月光虎》が絡めば思った以上に展開を伸ばせます。

 

 

《月光虎》+《月光彩雛》

※《RR-ワイズ・ストリクス》への無効

 

 

《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《RR-フォース・ストリクス》を目指すだけです。

 

 

《月光虎》+《月光彩雛》

※《月光黄鼬》蘇生時の《原始生命態ニビル》

 

 

 

前述の展開です。通常ルートで貫通出来るようになったのは大きな進歩ですね。

 

 

 

5. 最後に

今回は自分のお気に入りデッキである【月光】の紹介をさせて頂きました。

《外神アザトート》を失ってから大幅にパワーダウンしてしまい虎の子の無限妨害も《禁じられた一滴》によりメタられ厳しい状況が続いていましたが、新弾で非常に良い強化を貰ってまた戦えるレベルにまで復活しました。

依然として2枚初動である事には変わりなくある程度の事故は避けられませんが、回り始めた時のパワーは今期のどのデッキにも引けを取らないほどです。

相手の妨害をどんどん貫通していく事に楽しさを感じる方は是非使ってみて下さい。

何か質問等あればお気軽に@yoshi44125まで。

 

 

今回はこの辺で終わりにします。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

 

DARK LOW

 

ダークロウビートあれこれ

いつもの書きなぐりメモ

 

 

 

~キリビレディ~

デュランダル含めて6で確定。初手に被る可能性はあるが、次ターンにエアーマンやミストを追加でss出来るので腐るゲームはほとんど無い。

また、イゾルデからssすると手札に残った方はリンク素材として使えるのでアクセスコードにも繋げやすい。

 

 

~閃刀ギミック~

エンゲージ2、ビット1、イーグル1、サイドにジャミング1を採用。

ビットがss出来る戦士族なのでイゾルデに向かいやすく、ビット+エアーマンでダークロウは勿論アクセスコードへも楽に繋がる。

ソリッドやアライブ、キリビレディが絡めばそのままワンキルへ向かえるので足りなかった打点や除去力を補う事が出来る。

イーグルブースターはダークロウ+オネスティとセットで構える事で壊獣以外ではほぼ突破不可能になる。メインモンスターゾーンを空ける必要があるので多少腐りがちだが、イゾルデへの誘発ケアにも使えるのでリソース確保も兼ねてなるべく経由したい。

リダンやジークで場を空ける事も出来るので、狙える場合は積極的に狙う。

 

 

~ゴッドフェニックスギアフリード~

ゾルデで先攻でサーチして返しで使う用。

本来先攻で抱えておくべきなのはリキッドマンやオネスティネオスだが、ヌメロンウォールによるバトルフェイズのスキップが今期は存在する為このカードで殴って適当なモンスターを装備してからワンキルへ向かわなければならないケースが存在する。

当然リソースの確保が十分な場合は優先的にサーチし、アクセスコードと合わせてのワンキルを目指す。

 

 

~強金の不採用~

閃刀ギミックを採用する為に抜けた枠。

ダークロウが3枚飛んで負けるケースはほぼ無いのでそこは考慮しないが、構築上2ドローしても他の強金を撃つデッキの様に質の高い妨害を追加出来る訳では無い。

つまるところダークロウを安定させる為だけの札になるので、それが必要なエクストラカードを飛ばしてしまうリスクと見合っているかは微妙なところ。

ゾルデの存在もあり、2ドローよりも戦士を場に送り出す事の方が重要なこのデッキではやはり閃刀ギミックを優先するべきだと思われる。

 

 

~ランク4~

メガトンゲイルの回答であり広く役割を持てるカステル、自分から場を空ける事ができ場持ちの良い打点として機能するリダン、罠系相手に強力な置物になる竜巻竜を採用。

基本的に先攻で出すのはイゾルデなのでバグースカと深淵は不採用に。どちらも最低限の仕事は出来るがダークロウとの噛み合いが悪いのでキルに貢献出来る闇鬼に枠を譲った。

 

 

~二ビルへの受け~

ゾルデを経由してしまうとss回数が5回を超える事が多くニビルが直撃してしまう。

これを避ける為にも特に1ゲーム目においてニビルに気を使い、キルへ向かう際も最低限の動きで済ませる事で2本目以降のサイドチェンジで相手がニビルを入れづらい状況を作りたい。

当然ケアムーブをした結果勝てない様では意味が無いので、完全割り切りでリソースを拾いに行く事も視野に入れる。

 

 

~サイドデッキ~

ファリス型のHEROと違いパンクラトプスを入れられるのでビート寄りなこのデッキでは是非採用したい。

また後攻でのワンキルは手札の質がそれなりに良くないと不可能なので、罠系相手にはライストツイツイより拮抗勝負を優先。メイン2で残った札を処理しつつダークロウの着地を目指す。

先攻用カードにはダークロウへの回答を潰せる魔封じ2枚と虚無空間を採用。

特に魔封じはエアーマンと非常に相性が良く、例え返しにワンキルが出来なくても相手に魔法を使わせない状況を作り続ける事が出来る。

ニビルは展開系に勝つ為に必要な札だが、アライブや閃刀ギミックが腐ってしまうので一長一短。必要ないと判断したら真っ先に抜いてしまいたい。

 

 

 

終わり。もう少し練ってみます。

SUBTERUNE

デルタルーンの続編は大体4年後に来るらしい

 

にわかサブテラーのメモです

改訂間近だし自分用としてこっそり投稿

リンクロス早く禁止になれ

 

 

 

~ヌメロン、ドラグーンについて~

どちらも強金強謙と相性が悪いがそれに見合ったリターンがある。

 

・ヌメロン

初動は多め。ゼアルによる強力なターンスキップやアポロでのモンスター効果の抑制、スカルデットによるマリガンが期待出来る。

エクシーズ4体における盤面処理、キル性能も魅力的で、展開の止まった相手を詰ませる事も出来る。

ただしメインギミックで盤面を空に出来ない関係上先攻で立てるゼアルもアポロも1枚で勝つ事は出来ず、結局シャンバラを一緒に引いてなければならない。

スカルデットもドローソースとして強力だが、そもそもバックを厚めにする=サイドボードのバックに対するメタ(羽根ライストツイツイリブートetc)等に弱くなるという事であり、それらの除去に対し墓地リソースとして形を残せるエルドリッチと比べると脆弱性が否めない。

サブテラーは妖魔によって増殖するG等の手札誘発を確実に通し、リソースを削られた相手をリグリアードや射手を絡めてどんどん押し込むプランの方が現環境にはマッチしており、手札誘発を大量に投入する事で後手の勝ち筋を広げたりGツッパを咎める事も出来るので後引きで腐りやすい札を投入するのは効果的とは言えない。

例外的にヌメロンウォールはワンキルへの耐性を持つ事が出来るが、現在の展開系はモンスター効果をバトルフェイズ中に止めることは容易であり、抑制札としては信用出来ず完成した盤面をヌメロンやそこで踏んだ後のサブテラーギミックで返す事は不可能である。

総じてゲームの勝利が近付くようで微妙に足りないといった印象になる。デッキスロットを大きく割く以上「決まれば勝ち」レベルのプランであるべきだが一歩届かないのが非常にもどかしく、強金強謙の様なわかりやすい安定札を抜いてまで採用するかと言われると「サブテラーでやる必要はない」と結論付ける事になってしまうだろう。

 

・ドラグーン

サブテラーとの相性は抜群であり、単体で勝利に結び付く為サブテラー要素を引かなくてもゲームメイク出来る。

特に2回発動出来る破壊効果が除去力の不足しているサブテラーと相性が良く、展開系とビート系のどちらに対しても有利に働く。

メインに入るバニラ2種の素引きはギリギリ許容出来るが、エクストラの2種が制限カードに指定されている為強金と共存しづらいという致命的な欠点がある。

アナコンダから繋げようとするとシャンバラ+サブテラーを引いていなければならないので手札から融合を撃つのが基本となるが、その為にはインサイトを採用する事になりデッキに同じだけゴミが増えてしまうのでドラグーンギミックが動かない時のパワーが大きく落ちてしまう。

これを割り切るかどうかはそれぞれの裁量になるが、個人的には強金を撃ってから融合が出来ないのであれば採用するのは厳しいと感じている。

 

 

~永続罠~

サブテラーに採用出来る永続罠は御前試合かセンサー万別が一般的。

現環境においては御前試合はエルドリッチや焔聖騎士、オルフェゴールに対して刺さりづらいのでセンサー万別を採用する事になる。

強金強謙を入れる1番のメリットがセンサー万別における強力な抑制効果で、決まればほぼどのデッキも沈黙させることが出来る。

ただし、ハリリンクロスのギミックを採用しているデッキはフェニックスで踏んでからハリファイバーに繋げる事が出来る為盤面のモンスターは確実に処理しなければならない。

 

 

・エクストラ

ドラグーンの現象や環境の変遷によって超融合の価値が落ちてしまった為、マクシムスドラグマへの対策としてヌトス、サイバードラゴンノヴァ、メルカバー、ヴァルバロイドを採用。

基本的にはメルカバーとヴァルバロイドを出してエンドフェイズのバスタードのサーチを止めつつ返しに備える事になる。

パニッシュメントが伏せられている可能性もある為サイド後の後手もなるべく罠を残しておき、メルカバーで止められる様にしておきたい。

ヴァルバロイドは4000打点、2回攻撃、戦闘する相手の効果無効、戦闘破壊で1000ダメージと効果がかなり強力で、エクレシア+マクシムスの戦闘耐性&守備3000を綺麗に処理出来る。

直接攻撃は出来ないがそれでも申し分無いスペックなのでドラグマが流行している環境なら是非とも採用しておくべきである。

 

 

とりあえずここまで。

3軸シンクロ(サテライト型)

しばらくCS出れそうにないので書きます。

 

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折紙CSのリプレイを観て頂いた方は分かったかもしれませんが、打点と除去力が不足している3軸シンクロはリブートを撃ってもワンキル出来ないケースがそれなりにあります。

また、相手ターンに伏せに触る方法が無い為スキドレや通告を絡めたガバ伏せに捲られるゲームも存在します。特に現在流行中のエルドリッチとの対面で発生する事が多いです。

これを解決する為には竜星モンスターを追加してトリシューラやチャンバライダーを採用する必要がありますが、各種竜星モンスターの素引きは手札と展開の質を大幅に下げるのであまり理想的とは言えません。

そこで以前より気になっていたサテライトウォリアーを試して見ることにしました。

効果がこちら。

 

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 シンクロ版のアクセスコードみたいなやつです。除去をしながら高打点も用意出来るすごいやつ。

これをメインギミックに据える事で後手でも高いパワーを確保出来るようになりました。

先攻盤面も以前とは異なりますので、サンプルレシピを観ながら読んでみて下さい。

 

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~展開例~

 

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レベル3×2からアーデク+アビス+相手ターンサテライト(2~3枚破壊)、伏せは竜星の極みです。アーデクを妨害に使うと3枚破壊になります。

打点上昇は永続な為返しの打点もしっかり確保出来ており、ライザー周りの7シンクロが抜けてエクストラに余裕があるので生き残ったアウローラドンをアクセスコードにして詰める事も出来ます。

これにより罠系のデッキに対してもそこそこ強く出られる様になりましたが、シラユキが有効な対面での盤面の強度には少し不安が残る為、的確に妨害を当てる必要があります。

また、竜星の極みが伏せとして存在している事で冥王結界波に対してアビスの効果を当てる事が出来ます。禁じられた一滴は元々アーデクがモンスターを墓地に捨てられない事でケア出来ているので、このどちらにも強い盤面となっています。

 

 

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ハリファイバー1枚からアーデク+サベージ+相手ターンサテライト(1~2枚破壊)、例によって伏せは極みです。

サテライトを使うためにサベージも必要なのでハッキリ言って弱いですが、誘発貫通した上での展開になると思うのでギリギリ許容範囲です。こちらはモンスターを1体追加出来ればアウローラドンを残せます。

 

 

~新たな採用カード~

・ジョクト×2枚

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竜星の極みの効果でカオスルーラーと相手ターンにシンクロする為のモンスター。

一見するとゴミですが2チューナーである事がとても重要で、召喚権無しで3×2に向かいケルビーニで落としたカーボネにうららやクロウ、墓穴を貰った際に召喚する事で通常と同じ展開をスタート出来ます。

素引きにより妨害を貫通出来るゲームが存在するのは他の竜星モンスターと大きく差別化出来る利点で、遠慮なく2枚採用する事が可能です。

 

・ブンボーグ001

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アーデクが最終盤面までずっと残り続ける関係でジェットの蘇生効果が使いづらいので、役割が同じで蘇生が阻害されないこちら。ただしアウローラドンの起動時にモンスターゾーンが4枠空いている必要があるので、ゴシップシャドーは採用出来ません。

 

・竜星の極み

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相手ターンにシンクロする為のカード。

九支と同じく引いても展開に支障は無いが、引いたらゴミな1枚です。一旦表にしないと効果が使えないので注意。

 

・カオスルーラー

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盤面に帰ってくる8シンクロ。

捲る効果でヴェーラー、ガイド、クリッターのどれかが大概手札に加わります。

除外するカードは基本サーペントとケルビーニ(ガイドorクリッター)になります。手札からも除外出来るので、なるべく墓地からシンクロとリンクを消さないようにしてサテライトウォリアーとアクセスコードを強く使える様にします。

 

・アビス

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サベージの代わり。サベージと違って無効範囲が狭いので色々と困ります。

冥王結界波に耐性がついたりターン1系の魔法を発動無効せずに止められたりもしますが、手札と墓地のモンスター効果を止められないのでマストカウンターを見極めましょう。

 

 

ユニコーン、アクセスコード

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ユニコーンはケルビーニに+1して繋げ、そのままリンクロスにします。特にセンサーに対する貴重な回答になります。

アクセスコードは言うことなし。楽して勝ちましょう。

 

 

 

 

という訳でこんな構築もあるよという話でした。一応ライザーシラユキを採用する事も出来ますが、最終的にニビルに対して無防備になってしまうのであまりオススメはしません。

展開系が多いなら以前までの構築、罠系統が多いならこちらの構築といった感じで使い分けるのも良いかも知れません。他にも色々と出来る事を探してみるのも悪くないですね。

もし興味を持った方で何か質問があれば気軽にリプでもDMでも飛ばしてください。

ここまで読んで頂きありがとうございました~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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やっぱカスだわ

おわり

 

 

 

 

新制限の感想

イヴが禁止になって3軸シンクロが死にました

餅カエルが制限になってカエルが死にました

ライトステージが制限になってトリックスターが死にました

ディアボが準制になってHEROが死にました

 


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引退

おわり